アメリカ入国審査別室送りになった話,その理由や対処法は？

アメリカの入国審査はかなり厳しいとの噂がありますよね。

僕はその噂を信じておらず、英語は日常会話程度だったら話せるので問題ないだろうと思っておりました。

その過信が仇となり、初めての入国審査で早速別室送りとなってしまいました。

笑えますよね。

今後アメリカへ旅行に行く方や留学に行く方も入国審査は心配でしょう。

今回はなぜ僕が入国審査で別室送りになったのか、何をされたのか、理由はなんだったのか等お話ししたいと思います。

アメリカの入国審査で問われたこと

まず、僕は旅行で２ヶ月ちょっとアメリカに滞在する予定でした。2023年の２月の出来事です。

まあ旅行で２ヶ月というとかなり長い期間なので疑われても仕方ないですけどね・・・

さてアメリカ入国時（ロサンジェルス空港）の質問内容は、覚えている限り以下の通りです。

もう２、３個質問があったような気もしますが、メインの質問は上の通りです。

質問が終わると指紋と顔写真を撮られます。

問題がなければパスポートにハンコが押され晴れて入国となるわけですが、

僕はなぜか向こうの部屋で待ってなさいと言われ別室送りになりました。

入国審査で別室送りになった理由

別室というと何か銃を持った兵士がいる逃走不可能な部屋のイメージがありますが、

パスポートコントロールのすぐ近くにある部屋でした。

そこにはヒスパニック系の方から西欧人の方など約10名ほどいました。日本人も一人いたような気がします。

僕はしっかりESTAも取得し、犯罪歴もないので特に問題になることはないと思っておりました。

が。。。どうやら入国審査時の質問の答えが嘘だと思われ怪しまれたみたいです。

特に２ヶ月滞在することや、友達の家に滞在することは問題視されませんでした。

問題視されたのは僕の職業です。

僕は農家なのですが少し特殊でして。

父の事業の一つで、父が農場を所有しているのですが管理運営から販売、作業まで僕１人で行っている状態です。

要は雇われ店長と同じ感じですね。

そして、入国審査時の質問「あなたの仕事はなんですか？」に対して僕は、

「私は農家です。農場を運営しています。」「I am a farmer. i run a farm」

上記のように答えたわけですね。

「Run」には経営するという意味がありまして、僕が農場を経営しているという形になってしまいました。

確かに20代の若造が農場経営しているなんてちょっと怪しいですよね。中にはいるかもしれませんが、アメリカでは普通じゃないのかな？

実際別室で話しをした職員の方からは、「本当に農場を経営しているのか、経営している証拠は持っているのか」と聞かれました。

旅行に来たのに証拠なんて持ってるわけではないだろ！と言いたかったのですが、

乗り継ぎもあり、全て説明するのもめんどくさかったので、「経営はしていません。ただの農家です。」と謝ったら誤解が解け解放されました。

まあ実際経営しているのは父で、僕は経営者ではないので嘘と言えば嘘になりますね。

本当は「I manage a farm」とか「i am a farmer」と素直に言えばこんなことにはならなかったわけです。

少しでも盛ると疑われて別室送りになるので、質問には簡単に答えることがマストです。

別室で質問されたことと禁止事項

別室では１時間ほど待たされ、別室にある個室に移されて職員の方と話しをしました。

実際僕はかなり疑われていたので、結構しんどい質問をされました。

質問されたのは以下の通りです。

２ヶ月間滞在できるだけのお金はあるのかは、僕の銀行のアプリの残高を見せて納得してもらえました。

所持金については、ドルを持ってなかったのですが、残高が十分なので何も言われませんでした。

農家であると証明できるものについては、雇用契約書とか何も持ってなかったため写真で許してもらいました。

僕の農場の写真や、商品の写真を何枚か見せたら納得してもらえました。

職員の方が日本の農場が好きなようでここから疑いが晴れてきた感じがしました。

素敵な農場ですねと言われて嬉しかったです。（小学生並）

カバンの中は日本からのお土産が入っていたのでそれの確認のみでした。

ここまで大体3,40分くらいでしょうか。

別室送りになってから解放されるまで約２時間ほどでした。

アメリカの入国審査で別室送りまとめ

いかがでしたでしょうか。

入国審査ではなるべく簡単にそして端的に質問に答えましょう。

または僕のように特殊な業態の方は何か自分の職業を証明できるものがあると安心ですね。

会社員とか学生なら全く問題ないでしょう。

疑わしいことがあると別室送りになるので気をつけてください！