海外旅行にいくと「あれ、これって騙されてない?」ということがたまにあるんではないでしょうか。
特に発展途上国なんかではよくある話です。
さて、トルコは発展途上国ではないのですが、詐欺というか日本人がカモられることが多いそうです。
有名なのが絨毯や骨董品、宝石などの売りつけ。
どこで学んだのか、そういうキャッチの人に限って流暢に日本語を喋ってくるため、
海外で日本語を聞けて舞い上がってしまって、推しに弱い日本人はついつい相手の策にはまってしまうみたいです。
イスタンブールにいてアジア人が日本語で話しかけられるのはとても普通のことなんですが、
今回はよく聞くキャッチによる絨毯等の売りつけではなく、イスタンブールで他の詐欺?まがいな行為を2つ体験したのでシェアできたらなと思います!
Table of Contents
詐欺話1:靴磨き
これは詐欺と呼べるのか分からないのですが、僕の同行者が体験した話です。
ガラタ橋からガラタ塔へ向かう細い路地のようなところで、ある男性とすれ違いました。
その男性はぶつかってもいないのに僕の同行者とすれ違い様に靴磨きの道具を落としていきました。
僕は後ろを歩いていて、このような光景をどっかの国で見たことがあったので
これはなんかあるなあと思っていたら、同行者がその靴磨きの道具を拾ってしまったんですね。
そしたら男性が同行者に
「あなたはとても優しい人です!お礼に靴を磨かせてください!」
といってきたではありませんか。
僕は面白くなりそうだったのでそのまま黙ってその様子を見ていました。
5分くらいして靴磨きが終わり、同行者が立ち上がった時に、何やらお金を要求されていました。
僕はどうなるか予想できていたので、仲裁に入ってなんとかお金を払わずにことを終えたのですが。
靴磨き一回で20リラ要求されたそうです。まあ160円くらいなので大きな金額ではないのですが、
お礼といって後からお金を要求するのは詐欺ですよね。
僕もそのまま黙ってみていたのも悪いですが。。。
それでもガラタ塔はいく価値がある場所なので避けないようにしてくださいね!
詐欺話2:イスタンブールカード購入時
詐欺話2つ目はイスタンブールカードを購入する時です。
場所はこちら。カディキョイのフェリー乗り場です。
その日は僕が初めてイスタンブールに着いた日で、フェリーに乗るためにイスタンブールカードを購入する必要がありました。
初めてイスタンブールカードを購入するため、購入の仕方が分からずカード発券機の前で格闘していたら、またまたとある男性が英語で話しかけてきました。
その男性はそのフェリー会社の職員と僕に伝え、会社のロゴ?が入ったジャケットを見せてきました。
「その発券機は壊れているから、こっちの発券機を使うといい。私がやってあげる。」
フェリー会社の職員というのを間に受けて20リラを渡してしまった僕が悪いのですが、
案の定エラーが起きてカードが発券されませんでした。
そしたら「もう一回やるからお金をくれ」といってくるではありませんか。
気づいたら彼の仲間と思われる方々数名に囲まれていました。。。
と伝え発券機の場所を変えてやったら普通にできました。
これは詐欺なんですかね。おそらくカードを発券してあげた代わりにチップを要求しようとしたのでしょうけど。
その方々は他の観光客とも揉めていましたが。
詐欺への対処法
旅行中に詐欺なんかにあったらテンション下がってしまいますよね。
詐欺への対処法は基本的に変に優しい人とは関わらないことが一番なんですが、
それもなかなか難しいですよね。それでもいくつか対処法があるためご紹介していきます!
絨毯等の売り込みのキャッチへの対処法
・挨拶だけして何も買わないと言って去る
絨毯や骨董品等の売りつけのキャッチが多くいるのは、アヤソフィア周辺です。
アヤソフィア出口にはすでにキャッチの方が数名いました。
彼らは基本的に「こんにちは」といって声をかけてくるので、日本人なら「こんにちは」と返してしまいますよね。
正直無視するのが一番なんですけど、僕も基本的に挨拶されたら返してしまうのでそれは仕方ないとしましょう。
「こんにちは」と返してしまうと相手はかなりしつこく話してきます。
そして最終的には「この近くに僕の店があるんだけどこない?」
と確実に聞いてくるため、「何も買わないから行かない、さようなら」
といって去りましょう。日本の居酒屋のキャッチみたいに付いてきたりはせず、相手も暇ではないので無理と分かればキッパリと諦めるので大丈夫です。
万が一ついていってしまうと断るに断れなくなってしまい、結局買ってしまうことになるため、絶対について行かないようにしてくださいね。
靴磨きへの対処法
基本的にぶつかってもいないのに相手が何か落としてしまっても無視が一番です。
触らぬ神に祟りなしです。
もし拾ってしまって「お礼に靴を磨かせてくれ」と言われても「やらなくていいです」とはっきり断りましょう。
靴を磨いて欲しかったらカディキョイのフェリー乗り場の近くに靴磨きの人がいるため、
そちらの方にしっかりお金を払ってやってもらいましょう。
海外で日本と同じように振る舞っても決していいことはないです。愛想笑いやはっきりとものが言えないというのは海外ではデメリットにもなります。
イスタンブールカード発券詐欺
これは詐欺と言えるのかはわかりませんが、「やってあげるよ」と言われても「自分でやるから大丈夫です」とはっきり言いましょう。
どうしてもできなければチップをあげる前提で頼むのもありかもしれませんが、
今はブログ等でやり方がたくさん紹介されていますので、そちらの方を見ながらやってもできますよね。
おそらく彼らはフェリー乗り場のスタッフではないと思いますが、
中にはトルコリラの下落で生活が苦し苦なって、チップ目当てでやっている人もいるかもしれません。
このようなことへの対処法として「はっきり自分の意志を伝える」ことが一番大切です。
イスタンブールで詐欺?に遭った話まとめ
いかがでしたでしょうか。
詐欺詐欺言ってますけど、イスタンブールは治安も良くとても楽しい場所です。
親日国家と言いますが、それは正直実感できました。日本人だからと食堂でサービスされたり、
ホテルでもグレードを無料で上げてもらったり(これは違うか)と。
悪いことを語りましたが、正直いいところの方が多いのが事実です。
イスタンブールへ行ったらたくさん楽しんでくださいね!