イスタンブール、トルコの観光といったらどこを思い浮かべますか?
モスク?世界三大料理と言われるトルコ料理を堪能する?ボスポラス海峡ですか?
グランドバザールも忘れてはいけません。一度は名前くらいは聞いたことがあるのではないでしょうか。
500年以上続くこの市場はイスタンブールに訪れたら一度は訪れてみたいものではないでしょうか。
僕もイスタンブールへ行くまではそんなことを考えている旅行者の一人でした!
今回は実際にコロナ禍でグランドバザールに訪れた僕の体験談を紹介していこうかなと思います!
Table of Contents
トルコグランドバザールの歴史
グランドバザールの歴史は、15世紀のオスマン帝国まで遡ります。
もともとイスタンブールがあった場所は、ビザンツ帝国が支配しておりましたが、
オスマン帝国がビザンツ帝国を滅ぼしてからは、オスマン帝国の領土となりました。
オスマン帝国がビザンツ帝国を滅ぼした後、1455年にこのグランドバザールの元となる専門店の建設がメフメト2世の命で始まりました。
もともとこの地はビザンツ帝国時代から賑わっていた場所ですが、さらに発展させるために専門店街を造りました。
収入の増加等も目論んでいたようですね。
グランドバザールはトルコ語で「カパルチャルシュ」と言われており、「屋根付き市場」を意味するそうです。
というのも、もともと建設当時のグランドバザールは2つの専門店街があり、17世紀末まで屋根で覆われていたということです。
現在でもその名残が残っています。
2つの専門店街から始まったグランドバザールですが、増築に増築を繰り返し現在のグランドバザールになったということです。
まあイスタンブールは東西が交わる地なので、発展するのもわかりますよね。
1894年の地震で破損してしまったようですが、修復され現在の姿に至ります。
グランドバザールの広さ30,700平方メートルで、66の街路、4000の店舗があるといわれています。
コロナ禍のグランドバザールの様子
グランドバザールはコロナ禍以前は多くの観光客で賑わっていました。
コロナ禍では人口密集地域は敬遠されているようで、グランドバザールも例外ではありませんでした。
観光客と見られる方は結構マスクをしている印象でした。
もちろん日本のようにみんながみんなマスクをしている訳ではありません。
屋根付き市場といわれるだけあって、現在もこのようにメインの通りには屋根があります。
ほとんど室内にいるのと変わらないのではないでしょうか。
僕が訪れたのは2022年2月のことです。この時はまだコロナは絶賛感染者増加中だったため、
観光客の感染予防意識が高かったと思います。
現地の人はというとそんなことはありませんでした。
このような封鎖空間の中でマスクをしていた店員はほとんどいません。ほとんどの方がタバコを吸っていたので、空気も正直悪かったです。
メインの通りから少し外れた場所です。
正直こちらの方がメインストリートよりも混んでいる印象でした。密閉空間ではないため、マスクをしている方も少なかったです。
上にも記載した通り、グランドバザールは本当に大きなマーケットです。
基本的にメイン通りが歴史ある場所のため、そこに人が集まるのは必然的です。グランドバザールなんて有名な場所は観光客なら一度は訪れる場所です。
しかしコロナ禍ということもあり、このような場所を嫌う人もいたことが分かりました。
というのもグランドバザールの周りは以前の原宿のように人がたくさんいましたが、
グランドバザール内は写真や動画のような状況です。如何に影響があるかお分かりになると思います。
コロナ禍でグランドバザールに行くべきか
コロナ禍でグランドバザールに行くべきかどうかですが、
僕としてはせっかくイスタンブールに来たらなら是非訪れてもらいたい場所です。
550年以上続くマーケットなんてそうそうお目にかかることはできません。
確かに密ですし、密閉空間なので感染のリスクはありますが、マスクをしてしっかり手洗いうがいすれば大丈夫でしょう。
僕はトルコではマスク着用義務がある観光施設以外ではマスクはしていませんでした。
花粉症でもマスクをするのが嫌いなタイプなのでマスクは基本的にはつけたくありません。
それでもコロナに罹ることなく(気づかなかっただけ?)2週間ほど過ごすことができたので、
そこまで気にする必要もないのかなと思います。
それと僕はグランドバザールのショッピングに興味があったというよりは、その歴史自体に興味があったため、買い物などはしていません。
メイン通りが見れれば満足だったので、本当に滞在時間は20〜30分ほどでした。
僕自身の意見としては、せっかく旅行しに来たならコロナなんか気にせず楽しんだらいいんじゃないかなと思います!
トルコグランドバザールは行くべき?コロナ禍の様子まとめ
いかがでしたでしょうか。
コロナ禍はいつまで続くか分かりませんが、各国とも観光受け入れを再開し、元の生活に戻ろうとしています。
僕がトルコへ訪れた時はものすごく空いていましたが、今後は観光客も増えてくることでしょう。
感染のリスクはいつまでも付きまといますが、しっかり対策をして旅行を楽しんでください!
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