3月1日から日本の水際対策が大幅に変更し、隔離期間や入国者の人数制限等大分緩和されてきましたね。
まだ海外からの観光客は日本に来ることができないのは残念ですが、
それでも日本人は日本に帰ってくることが楽になったのではないでしょうか。
待機期間7日からワクチン3回目未接種者であっても条件付きで3日に短縮されるのはとても助かりますよね。
僕はこのタイミングを待って日本に入国したのですが、2年前と比べてものすごく対応がよかったです!
中でも「MySOS」というアプリを使用しての入国は書類等持たずに出国できたのでとても楽でした。
この記事では、今後日本に入国してくる方向けで、「MySOS」の登録方法や、
羽田空港入国時の様子、以前との違い等をご紹介できればなと思います!
Table of Contents
日本入国時の要件
隔離期間や、ワクチン接種の有無にによって対応の変化等、
3月1日の水際対策変化によって、日本に帰国しやすくなった一方、
まだ日本帰国時に必要な書類や提出物とは多いのが現状です。(というか変わっていません。)
ヨーロッパはワクチン打ってればいいのに・・・
さてそれでは現在(2022年3月7日時点)の日本入国時に必要な書類等についてご紹介していきます。
契約書や質問票、アプリのダウンロードは本当に簡単なのでそこまで問題でもないですが、
72時間以内の政府指定の陰性証明書の入手は本当に大変です。
僕は出国2日前にPCR検査を受けて陽性になってしまい、フライトを変更せざるをえませんでした。
少しでもウイルスがあれば陽性になってしまうので、これが一番厄介です。
値段もドイツの場合は€79もしたので2回うけたらもう2万円ですからね。
水際対策の内容は随時変わっていきますので、必ず厚生労働省HPでその時に要件をご確認ください。
MySOSとは
上でもご紹介した通り、この「MySOS」というアプリは入国時にダウンロードすることが必須となっています。
「MySOS」は簡単に言ってしまえば、健康居場所確認アプリです。
設定方法は後ほど説明いたしますが、このアプリでは位置情報を送ったり、健康状態を知らせるために使用されます。
このアプリでビデオ通話も行います。
このアプリでは具体的に以下の3点が行われます。
・健康状態の報告→1日1回健康状態の報告を求められる
・ビデオ電話→1日のランダムの時間に入国者健康確認センターから待機場所の居場所確認のための電話がくる(ビデオ通話と言っても会話などはなく、AIが判断しているようでした。)
スマートフォンを持っていない場合は自費でレンタルすることになってしまうため、必ずスマートフォンを所持しておきましょう。
このMySOSを利用してファストトラックが行われます。
ファストトラックについて
ファストトラックは、上記日本入国時の要件で記載した4つのもののほか、ワクチン接種証明書を全てオンラインで済ますことができ、入国を簡略化を狙ったものです。
3月以前は関西国際空港で試験運用がされていましたが、
3月1日から、羽田空港、中部国際空港、福岡空港でも運用が開始されました。
成田空港は準備が間に合わず、3月9日から運用を開始する予定ということです。
簡単に言ってしまうと、陰性証明書や質問票、ワクチン接種証明書、誓約書をわざわざ紙媒体で持ち歩く必要がなく、
入国前にオンラインで登録しておき、入国時の混雑を防ぐことが目的のようです。
確かに入国時にこれだけの書類を一人ずつ確認していたらキリがないですよね。
僕は本当に何も紙媒体では持っていかず、手ぶら入国することができました。
日本人は本当に紙が大好きなようで、この仕組みがあるのにたくさんの用紙をファイルに挟んで見ていてとても大変そうでした。
もう一度言います!全て登録していたら手ぶらで日本に入国できます!(機内で誓約書等配られますが)
MySOSの設定方法
それではMySOSの設定方法をご紹介していきます。
アプリをダウンロードする前に以下の3点をお手元に準備しておいてください。
・政府指定のワクチン接種証明書(3回目を打った方のみ)
・陰性証明書(PDF等がある方はそちらをご準備ください)
まずはこちらの厚労省のファストトラックのHPからアプリをダウンロードしてください。
URL→https://www.hco.mhlw.go.jp/fasttrack/
英語ですいませんが、上記3つの内容は水際対策の内容です。
しっかり理解することができていれば「確認」を押してどんどん進んでいきましょう。
上記の確認が終わるとまずはアカウントの登録から始まります。
こちらでは名前やパスポート番号、誕生日などを入力してください。間違えないようにしっかり確認しながら登録してくださいね。
登録が完了するとこのようなページが出てきます。
そしたら左側の検疫の事前登録をタップしてください。Safariでそのページが表示されます。
ページが切り替わると、このようなページが表示されます。この画像の上の部分は先ほどのアカウント登録で設定した自分のパスポート番号、生年月日、名前が表示されます。
上から質問票、誓約書、ワクチン接種証明書、陰性証明書を登録する場所があります。
上から順に登録するようになっていますので、まずは質問票から登録していきましょう。
質問票では、名前や搭乗するフライト番号や座席、待機場所等を記載します。
質問票は聞かれていることをそのまま書けばいいので、ここでの説明は省略します。
詳しくはこちらをご覧ください。
誓約書も、読めばわかるものなので、こちらでは説明を省きます。
詳しくはこちらをご覧ください。
続いてはワクチン接種証明書の登録です。
こちらは2回目の接種を終えて3回目も打っている方が対象となります。
2回しか打っていない方は、右側の提出しない方にチェックをつけてください。
3回目の接種が終わっている方は右側をチェックし、自分が打ったワクチンの種類や日にち等を記載していってください。(僕は3回目打っていないので、こちらでの記載方法は省略します)
詳しくはこちらでご確認してください。
最後に陰性証明書の登録となります。陰性証明書は必ずここで登録したほうがいいです。Noを押してしまうと日本入国時に再度陰性証明書の確認をされますので、アプリの良さが半減してしまいます。
ここで記載するのは以下の通りです。
・採取した時間
・テストの種類(階層で表示)
・サンプル(サンプル摂取方法)
・結果
・証明書のアップロード
上記の証明書のアップロード以外は全て送られてきた陰性証明書の内容と合致するようにしてください。
証明書のアップロードは送られてきた書類をダウンロードしてそのままアップロードしても構いませんし、紙の場合は、写真を撮りアップロードするようにしてください。
こんな感じになると思います。テスト方法やサンプル採取方法は国や病院によって異なると思います。
日本入国の要件に合う方法を選びましょう。
テスト方法やサンプル採取方法についてはこちらをご確認ください。
陰性証明書の提出まで終わると、アプリの画面の色が赤から黄色へと変化します。
ワクチン接種証明書や陰性証明書の確認が終わるまではこの色のままです。
確認が終わり、全て登録が完了するとこのように緑に変化します。
陰性証明書の有効期限も表示されるので、その時間までに出国するようにしてください。
MySOSの設定方法は以上になります。
また上の記事ではMySOSの帰国後の使用方法、ビデオ通話等の頻度などを詳しく紹介していますので、
気になる方は合わせてお読みください。
ファストトラックを利用して羽田空港へ入国した話
上でも記載した通り、基本的に紙媒体で証明書とか誓約書などを持っていく必要がないのですごくいい仕組みだと思います。
羽田空港へ到着後、間隔を開けて飛行機からおりその後アプリの確認やPCR検査(唾液採取)、
MySOSで登録したことの確認、どこに泊まるかや今後の説明等があります。
PCR検査の結果が出るまで約1時間30分ほどだったと思います。
僕がコロナ禍で入国した2020年の4月はそもそもPCRの結果が出るまで8時間ほどかかり、
合計10時間ほど空港で待機した記憶があります。それに比べたら今は本当に早くなったと思います。
空港ではいくつか用紙が渡され、ペーパーレス化はできていませんがそれでも入国時に何も持っていかなくていいというのは大きな一歩だと思います。
ドイツフランクフルトから羽田空港へ初の南回り航路での帰国となりました。南回りはどうだったのか気になる方は併せてお読みください。
ファストトラック検疫mysosのやり方,羽田空港入国後の変化まとめ
いかがでしたでしょうか。
MySOSを登録するだけでいくらか日本入国も楽になると思います。
結局アプリのダウンロードは強制なので、それなら事前に設定して入国した方が絶対いと思います。
日本帰国時に登録してなかった方は、おそらく係員の方と一緒に登録していたのかな。ちょっと覚えていませんが。
設定も30分あれば終わってしまうので、時間がある時にやってしまいましょう。
何か質問があればなんでもお答えしますので、コメント欄に記載してください!
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