ドイツデジタル入国登録方法,日本人の入国制限はある?

ヨーロッパはコロナ対策よりも経済を優先させ、日本と比べ入国制限が大変緩和されています。

ヨーロッパは日本人に人気の観光地ですから、少しでも早く旅行に行きたいと思っている方も多いのではないでしょうか。

日本からの出国は簡単ですが、帰国後が地獄のため現在はなかなか海外旅行に行けることができる方も少ないと思いますが。。。

さて、今回はドイツ入国時に必要な「デジタル入国登録」の方法について共有していきたいと思います。

ドイツはハイリスクエリアというのを設けており、日本も2022年2月21日現在ハイリスクエリアに指定されています。

そのハイリスクエリアに指定されているとどのような制限があるのか、入国前に必要なことがあるのかなど詳しくお伝えできればなと思います!

※こちらは旅行者向けの記事です。駐在員や留学生等は情報が異なります。

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日本ハイリスクエリアに再度指定

日本は昨年の9月3日にドイツからハイリスクエリアに指定されていましたが、

いっとき感染が収まったことによりハイリスクエリアから外されていました。

しかし、2022年1月23日に再度ハイリスクエリアに指定されてしまいました。

補足説明
日本は3月3日からハイリスクエリアから除外されました。これでデジタル入国申請をする必要がなくなりました。

ハイリスクエリアから入国時の制限

ドイツ入国前10日以内にハイリスクエリアに指定されている地域に滞在していた場合、入国制限が発生します。

それではどのような制限や義務があるのでしょうか。

デジタル入国登録(DEA)義務

搭乗手続き前にデジタル入国登録をしなければなりません。

デジタル入国登録ではどこに滞在していたのか、個人の情報、ドイツでの宿泊先、入国方法など事細かに記す必要があります。

このデジタル入国登録のやり方については後ほど説明していきます。

証明書提示義務

証明書とは、ワクチン接種証明書、陰性証明書、快復証明書のいずれかを指します。

ワクチン接種証明書欧州医薬品庁によって承認されたワクチンまたはパウル・エーリッヒ研究所のウェブサイトに記載されているワクチンのいずれかのワクチンの接種証明書を有している方で、最後にワクチンを接種してから少なくとも14日間が経過していることデジタル入国登録を行えば隔離義務なし
陰性証明書ドイツ入国前48時間前の抗原検査または、ドイツ入国前72時間以内に行ったPCR検査(日本語不可)隔離あり
快復証明書

90日前から28日前までの間に新型コロナウイルスに感染していたことを証明するPCR検査結果

デジタル入国登録で快復証明証をアップロードした場合隔離免除

参照したサイト:在ドイツ日本大使館HP

日本からドイツに渡航する際の入国・検疫措置 早見表

隔離義務

ハイリスクエリアからドイツへの入国は原則として10日間の隔離義務が生じます。

ただし上記の通り、ドイツ入国に有効なワクチン接種証明書、または快復証明書を持っており、デジタル入国登録でそれらの書類のアップロードを済ませた方は、隔離が免除となります。

また、入国してから5日目に行った検査で陰性の場合、隔離が終了するということです。

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デジタル入国登録の方法

日本が再びハイリスクエリアに指定されてしまった以上、デジタル入国登録が必要となります。

僕がドイツに入国したのが、1月19日だったのでまだハイリスクエリアに日本は指定されておらず、

デジタル入国登録をする必要がありませんでした。ただワクチン接種証明書を見せればすんなり入国することができました。

しかし僕がトルコからドイツに入国した際は、このデジタル入国登録が必要で実際に行ったため、

そのやり方をご説明していきます。

デジタル入国登録はこちらのサイトから→Digital Registration on Entry

リンクをクリックするとこちらの画面が出てくるため、こちらでまずは言語を選んでください。

「Countries in the last 10 days」

10日以内に滞在していた国を記載します。日本の場合は「Japan」

日本は現在ハイリスクエリアに指定されているため、上記のような隔離期間や義務が記載されます。

ここは上にも書いてあることなので、そのままEnter detailsをタップしましょう。

こちらはあなたが現在持っている証明書の種類と、症状を「Yes」,「No」で記載します。

・Do you have proof of vaccination?(ワクチンパスポートを持っていますか?)

・Do you have proof of recovery?(快復証明書を持っていますか?)

・Do you have a negative test result?(陰性証明書を持っていますか?)

・Do you have symptoms typical of an infection with the SARS-CoV-2 coronavirus?(咳や熱などのコロナにかかったような症状がありますか?)

こちらはドイツへどのような方法で入国するかです。

日本からならほとんどの方は飛行機だと思うので、By planeを選びます。

・Flight number(フライトナンバー)

・Name of airline(航空会社)

・Place of departure(出発した場所)

・Seat number (optional)(座席番号)必須ではない

・Date of entry(入国日)

・Family name(名字)

・First Name(名前)

・Gender(性別)

・Date of Birth(誕生日)

・Phone number(電話番号)

・Email Address(メールアドレス)

記載した情報を確認するためにコードを受け取る方法を選びます。

メールアドレスか電話番号都合が良い方を選んでください。※上の番号は適当なものです

この後コードが送られてくるため、そのコードを入力します。

この先はドイツ滞在時の住所を記載し、記載した情報に間違いがないか確認をします。

全ての情報を登録すると上のようなページが記載されます。

このPDFの部分を開くと下のような画面に。

このPDFはドイツ入国時に提示することを求められるので、すぐに提示できるようにスマートフォンにダウンロードするか、コピーしておきましょう

そしてこのPDFの2ページ目に証明書をアップロードするためのURLが記載されています。

そちらをクリックすると上のページが出てきます。

現在あなたが所有している証明書を選んで記載し、アップロードしてください。

補足説明
日本政府が発行しているワクチン接種証明書はこちらでも有効です。私自身も紙媒体で何度も使用しましたし、PDF化してこちらにもアップデートしました。

アップロードをし提出ボタンを押し、このような画面が出てきたら登録完了です。お疲れ様でした。

あとはドイツへ出国するのみです。

入国する日付が変わってしまった場合は、もう一度同じように申請しても大丈夫です。実際僕もそうしました。

注意
万が一この登録を忘れてしまった場合でも、機内か、機内から降りた後フォームに記載することによってデジタル入国登録をしたことになるようです。僕がトルコから記載した際、紙が配られておりそれを提出して入国している方がいました。ドイツ連邦健康省のHPにも記載があるので確認してみてください。

ドイツデジタル入国登録方法,日本人の入国制限まとめ

いかがでしたでしょうか。

入国制限は日々変わっていきます。ドイツは3月中に国内の制限のほとんどを撤廃する考えです。

もしかすると入国制限も緩和されるかもしれません。

海外旅行をする際は、日々入国制限等を確認し間違えがないようにしましょう。

注意
現在ドイツ入国時にこのような書類を提示する必要はありません。必ず領事館等で正確な情報を入手してください。

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