パラオ国立博物館,エピソンミュージアムの入場料と行き方

パラオへはサーフィンやシュノーケリングなどマリンアクティビティのために訪れるかたがほとんどでしょう。

もちろんそれはそれでいいのですが、せっかくパラオへ来たならその国の歴史を学んでみてはいかがでしょうか。

雨や風が激しい時はツアーがキャンセルされることがあります。

ツアーがキャンセルとなると、やることがなくなってしまうのですが、そんな時にパラオにある博物館へ訪れてほしいです。

僕はパラオの歴史を学ぶことがメインだったので、初日に博物館へ訪れました。

パラオには主に2つの大きな博物館があるのですが、どちらもメインの場所から徒歩でも行ける場所に位置しています。

今回はパラオ国立博物館とエピソンミュージアムへの行き方や入場料等についてご紹介していきます!

 

スポンサーリンク

 

エピソンミュージアム

まず1つ目の博物館は「エピソンミュージアム」です。

エピソンミュージアムの名前は、パラオ第5代大統領故ギラケル・エピソン氏からきています。

エピソン氏を記念して建てられた博物館のようです。

エピソンミュージアムはエピソン氏についての博物館ではなく、パラオの伝統的な生活の紹介がメインとなっています。

石器等の生活に関連する展示品やパラオの伝統的な建物(バイ)について、また少しですが、

スペインやドイツ、日本の植民地時代の写真等が展示されています。

パラオでは木を彫って作品を作るという文化があったようですが、おそらく植民地時代にその文化が薄れていったのでしょう。

そんな中、日本統治時代に美術教師として赴任した彫刻家の土方久功氏が公学校で彫刻を教えました。

彼の教えは現在もパラオの方々に引き継がれており、パラオの伝統工芸である「イタボリ」が今でもお土産や贈答品となっています。

このような日本人にも興味が湧くような展示品がエピソンミュージアムにはあります。

エピソンミュージアムはとても小さいのでしっかり見学しても30分ほどで終わってしまうほどです。

1階部分は展示品、2階にはお土産コーナーがありますので、もし機会があればそちらでお土産を買ってみてはいかがでしょうか。

入場料や行き方

・入場料:10ドル(12歳以下は無料)(2025年2月現在)
・営業時間:10時〜17時(月曜日〜金曜日)12時〜17時30分(土曜日〜日曜日)

エピソン博物館はメインストリート沿いにあります。

ホテルが多くある場所からも徒歩で10分ほどなので車がなくても行くことができます。

車で行く場合は駐車場が博物館の目の前にあります。無料で駐車することができるので安心してください。

公式HPはこちらから

注意
ちなみに現在エピソンミュージアム内は写真撮影が禁止されています。受付時に一言言われると思いますが、気をつけてください。

スポンサーリンク

パラオ(ベラウ)国立博物館

パラオ国立博物館はパラオで1番大きな博物館です。

英語での表記は「Belau National Museum」なので正式にはベラウ国立博物館なのですが、ここではパラオ国立博物館と記載させていただきます。

パラオ国立博物館は1955年に設立されミクロネシア最古の博物館となっています。

約3万点の展示品等があり、パラオの歴史を知るにはもってこいの博物館となっています。

博物館は、1階と2階に別れており、1階ではパラオの地形?はどのようにして現在に至るのか、火山の影響でどのように変わっていったのかの展示がありました。

また特別展示で台湾との関係の展示がありました。現在の国会議事堂も台湾の会社が建設したそうで、パラオは日本だけでなく、台湾とも深い繋がりがあります。

ちなみにこちらが国会議事堂です。

2階にはスペイン、ドイツ、日本、アメリカの統治時代の展示品がありました。

スペインやドイツの統治時代もとても興味深かったのですが、やはり日本との関係性が一番でした。

基本的に展示は全て英語でしたが、日本の展示場所は日本語もありました。

日本がパラオ統治時代に建てた物が今でもたくさん残っています。

日本がパラオにもたらしたこと、どのように太平洋戦争へ巻き込まれていったのか、

太平洋戦争中の様子、戦争を経験した現地人の日本人に対するインタビュー等ありました。

ユーチューブ等ではパラオ人は日本人にとても感謝しているという動画がいくつもありますが、

実際に戦争に巻き込まれた方々の考えはやはり異なるものです。

ネットの情報は鵜呑みにしてはいけません。実際に現地に行かないとわからないこともあります。

パラオ国立博物館は日本人としても訪れるべき場所だと思いました。

また外には上で述べたバイと呼ばれるパラオの伝統的な建物の展示があります。

こちらは古代から続く集会所であり、各州の長がバイに集まって話し合いをするようです。

国立博物館はそこそこの大きさなので、ゆっくり周ると1時間以上かかります。

僕はかなりゆっくり見学したので2時間ほどかかりました。

こちらもお土産屋さんがあります!

公式HPはこちらから

パラオ国立博物館の入場料や行き方

・入場料:15ドル(6歳以下は無料)また17歳以下や学生の方はIDや学生証提示で13,5ドル

・営業時間:9時〜17時(月曜日〜金曜日)土曜日は10時〜16時

・休館日:日曜日

パラオ国立博物館は中心部から少し離れた場所にあります。

中心部からは徒歩で20分ほどですが、基本的に1本道なので迷うことはないでしょう。車なら数分で着きます。

住宅街の中にあるので、実際のパラオ人の生活を垣間見ることができます。

危険な場所はないですが、野良犬や飼い犬が徘徊している可能性もあるので、僕は車で行くことをお勧めします。

駐車場も無料です。

入口はこちらからです。

スポンサーリンク

博物館の入場料、行き方まとめ

いかがでしたでしょうか。

歴史に興味がない方でも行く価値はある博物館です。

特に天候が悪い日はツアーもキャンセルすることがあるので、その時に車をレンタルして博物館へ行ってみてはいかがでしょうか。

スポンサーリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA