タイのチェンマイにある代表的な寺院の一つ「ワット・プラタート・ドイ・ステープ」(以下ドイステープ)
ステープ山の山頂にあることから「天空の寺院」とも呼ばれています。
さて山頂にあるということで、旧市街地から離れた場所に所在しているため、
タクシーやらソンテウ等を利用してドイステープへ行く必要があります。
バイクをレンタルして行くという方法もありますが、
今回はgrabタクシーを利用する行き方よりも、ソンテウを利用した方がいい理由を紹介していきます。
Table of Contents
ワット・プラタート・ドイ・ステープの場所
ドイステープは上記の通りステープ山の山頂に位置しています。
旧市街地からは車で交通渋滞等にハマらなければ40分ほどで行くことができます。
ステープ山の標高は約1080mでクネクネ道を登って山頂へ行くので車酔いする人は気をつけた方がいいかもしれません。
1383年にラーンナータイ王朝の6代目クーナー王によって建立された歴史ある寺院です。
山頂に位置しているため、寺院の他にも寺院からの景色も素晴らしいです。
Grabやソンテウを利用した行き方や料金
旧市街地内にある寺院は歩こうと思えば、徒歩で全て回ることができますが、
ドイステープは地図を見ても分かるように旧市街地から結構離れているので、タクシー等を利用する必要があります。
まず一番楽な方法は東南アジアのUberことGrabを使用することです。
Grabタクシーを利用すれば何もしなくてもドイステープへ連れて行ってくれます。
僕はチェンマイに1ヶ月ほど滞在していた際、一人でドイステープを訪れたときは、Grabバイクを利用しました。
GrabバイクはGrabタクシーのバイク版で、タクシーの料金の半額ほどで利用することが可能です。(同じアプリで選択可能)
一人の場合はバイクでもいいかもしれませんが、3人以上だと選択肢は車のみとなります。
一番楽な方法はGrabタクシーを利用することです。値段は一番高くなりますが、
それでも旧市街地からドイステープまでは片道450バーツ(日本円で1,900円ほど)ほどです。(季節やタクシーによって異なります)
次はソンテウを利用することです。
わかりにくいかもしれませんが、赤い車がソンテウです。タイに行けばたくさん走っているため見つけるのは簡単です。
ソンテウの乗り方
ソンテウは小型トラックの荷台を改造して2列の椅子と屋根を取り付けたものをいいます。
乗合バスの意味合いが強いですが、低価格でハイヤーすることが可能です。
荷台はこのような感じとなっており、10人くらい乗れるようになっています。
クーラーはなく、申し訳程度の扇風機が一台付いているだけですが、走行中は風が入ってくるためそこまで熱くありません。
さて今回チェンマイを訪れた時、僕はこのソンテウを利用しました。
その理由は後述しますが、ソンテウもクーラーがないということ以外はタクシーとあまり変わりません。
ソンテウをハイヤーしてワットドイステープ、ワットパーラート(ドイステープに行くクネクネ道の途中にあります)
そして展望台の3箇所へ行きました。
もともとはドイステープのみへ行く予定でした。
その時の値段が往復で800バーツ。タクシーよりも100バーツ安いです。
しかし、ソンテウの運転手も商売なのでドイステープ以外にも回るところを加えて料金をあげようと努めてきます。
そして上記3箇所を回るプランが当初850バーツで、食事をとる時間も含んでくれました。
ソンテウは値段交渉が可能なので、上記3箇所プラス食事の時間で750バーツを望んだ結果、OKだったのでこの値段で3箇所回ることができました。
ソンテウに乗りたい場合は、停車しているソンテウの運転手に話しかけるのが一番手っ取り早いです。
チェンマイの場合、道を歩いていてもソンテウの運転手に声をかけられるのでソンテウが見つからないという事態には陥らないでしょう。
ドイステープの入場料
ワットドイステープの入場料は2024年3月現在30バーツです。
ドイステープ(寺院)へ行くには約300段あるこの階段を登る必要があります。
ちなみにタクシーやソンテウを利用して最初に見る入り口はこんな感じです。
上の写真の階段を登り切ると、このようにチケットを購入するようにとの看板が見えてきます。
矢印の方向に進むと、チケットをオフィスが写真のようにありますので、そちらでチケットを購入しましょう。
このオフィスの横にお菓子や水を売っているため、必要でしたら購入しましょう。
タクシー等を降りて最初の門を潜って左側に行くと、レストランが3つほどありますので、食事にも困りません。
ドイステープへ行くにはGrabタクシーよりソンテウがいい理由
今回ドイステープに行こうとした時、もともとGrabタクシーを利用して行くつもりでした。
オーダーしたのはいいですが、タクシーの運転手からは「往復分も利用してくれないと行くことはできない」と言われました。
というのも多くの旅行者がバイクやソンテウをハイヤーしてドイステープへ行きます。
そのため片道分のみだと、タクシーの運転手が旅行者を捕まえることができなくなってしまうわけです。
40分何もなしで旧市街地等に戻らなければならないので、運転手にとっていいことはありません。
しかしドイステープのみで900バーツは少し高いと感じてしまい、結局Grabタクシーは断りました。
もちろん交渉すればドイステープ以外にも行ってくれますし、半日貸し切ることも可能です。
しかしその分値段も上がります。
なるべく安く移動費を抑えたい僕にとってはソンテウの方が魅力的でした。
ソンテウは貸切可能でいくつかの観光地を回ることができますし、交渉次第で値段もタクシーよりも大幅に安くすることができます。
要するにタクシーよりソンテウの方が都合が良かったわけです。
ドイステープ行き方,入場料,ソンテウの乗り方まとめ
いかがでしたでしょうか。
日本のタクシーと比べるとタイのタクシーも安いですが、移動費にお金をかけるのはもったいないですよね。
数百バーツあれば美味しいご飯も食べることができますし、お土産も買うことが可能です。
ソンテウは日本では体験できないので、タイならではの経験にもなります。
でも近い距離の移動ならタクシーの方が絶対にいいです。
コメントを残す