ユナイテッド航空のサイトを見てみると、さまざまなグレードがあることがわかります。
僕が今まで利用してきたのは、基本的にエコノミーです。
しかし近年の航空券の値上がりで少しでも安いチケットを探していたときに、
「ベーシックエコノミー」なるものを発見しました。
今回利用したのは、成田ーデンバー線で、値段はエコノミーと比べると3万円ほど安かったので実際に乗ってみることにしました。
実際にベーシックエコノミーに乗ってみて、シートの様子、座席指定、エコノミーとの違いをご紹介していこうと思います。
Table of Contents
ユナイテッド航空ベーシックエコノミーとは
ユナイテッド航空のベーシックエコノミーとはなんなのでしょうか。
基本的にベーシックエコノミーは一番下のグレートで、低価格な運賃設定となっています。
路線によって異なりますが、ベーシックエコノミーが一番安いチケットと言えるでしょう。
上記の通り、僕が今回利用した成田ーデンバー線ではエコノミーよりも3万円ほど安くチケットを購入できました。
機内のサービス等はエコノミーと同様です。
エコノミーとベーシックエコノミーの大きな違いは以下で説明します。
ベーシックエコノミーとエコノミーの違い
エコノミー | ベーシックエコノミー | |
機内サービス | エコノミーと同様。機内エンターテイメントや食事、ドリンクを同じように注文できます。 | |
預け入れ荷物 | 無料で2個まで預け入れ可能 | 太平洋横断の国際線フライトをご利用の場合、受託手荷物1個を無料で預け入れ可能 それ以外の場合は有料 |
手荷物 | 身の回り品1つ、機内持込み手荷物は頭上の収納棚に収まるもの1つ(サイズは23cm x 35cm x 56cm) | 身の回り品1つ(サイズは22cm x 25cm x 43cm)座席の下に収まるサイズの荷物のみ持ち込み可能。 ※南米行き、または大西洋/太平洋横断のフライトの場合は、機内持込みサイズの手荷物が1個持ち込み可能 |
座席指定 | 同じグレードなら何度も変更可能 | 基本的に自動で出発の2日くらい前までに割り当て。指定する場合は有料 指定後の変更も有料 |
キャンセル規定 | グレードにより異なるが、キャンセルは可能 | 予約後24時間以内、かつ出発まで1週間以上ある航空券に限り可能 |
空港での手続き | エコノミーと同様 |
参照元:ユナイテッド航空HP
このようにみるとベーシックエコノミーとエコノミーの大きな違いは、
座席指定は有料になること、キャンセルや変更ができる期間がかなり短い、手荷物も制限されるというようなものです。
荷物に関しては、日本ーアメリカ本土での路線は、エコノミーと違いは預け入れ荷物の個数しかありませんが、
多くの方がハワイやグアムに利用すると思うので、
ベーシックエコノミーも利用する際は、持ち込み手荷物が制限されます。
また太平洋を横断しない路線は預け入れ荷物も有料になるためその点についてもしっかり確認しておきましょう。
また予定が定かではない場合に事前に購入することもできないので、予定がしっかり決まってからベーシックエコノミーを利用することをお勧めします。
ベーシックエコノミーの座席指定の金額
ベーシックエコノミーの座席指定は、上記の通り有料となります。
上記の写真は成田ーデンバー便となりますので、そのほかの路線では座席の値段は異なると思います。
ベーシックエコノミークラスが選べる座席はエコノミープラスの席、エコノミーシートのみです。
こちらもエコノミーと同様になります。
基本的に3列シートの真ん中が一番安く、通路側、窓側の席は高くなる傾向にあります。
座席指定にはマイルを使用することができるので、お金を使いたくないという方にはいいかもしれません。
しかし、座席指定をすると結局エコノミーと値段が変わらなくなってしまうので、ベーシックエコノミーの旨みがなくなってしまいます。
座席指定はユナイテッド航空のアプリやHPで行うことができます。
座席指定をしないとどうなるのか
今回、僕は行きは座席指定をしないで行き、帰りは座席指定をしました。
座席指定をしない場合、出発日の2日前から24時間前に自動で席が割り当てられます。
オンラインチェックインが24時間前からなので、それまでには座席が決まっていると思います。
そのため、座席指定をしないからといって飛行機に乗れなかったり、オンラインチェックインができないということはありません。
自動で振り分けられるので、複数人で乗る場合は席が離れ離れになってしまう可能性が高いです。
自動で振り分けられた後でも、席に余裕があれば座席を有料で変更することができるのでご安心ください。
ベーシックエコノミーの座席の様子,アメニティ,エンターテイメント
それでは実際にベーシックエコノミーに乗ってみてどうだったかをご紹介していきます。

座席は上記の通りエコノミーシートと違いはありません。
僕は身長が176cm体重が74kgです。足は少し狭く感じますが他社同様普通のエコノミーシートです。
ベーシックエコノミーだからといって狭いとかはありません。
アメニティは首枕とブランケットが座席に置いてありました。
イヤフォンは出発前か後に手渡しでいただきました。
この点においてもエコノミーシートとの違いはありません。

もちろん機内エンターテイメントもエコノミー同様あります。
映画も自由にみることができました。
基本的に飛行機に乗ってしまえば、エコノミーもベーシックエコノミーも同じです。
機内食もエコノミーと同じ、ドリンクもエコノミーと同様好きなものを選ぶことができます。
12時間という長いフライトでしたが特に不満点等ありませんでした。
ユナイテッド航空エコノミーとベーシックエコノミーの違いまとめ
いかがでしたでしょうか。
座席指定をしてしまうと、エコノミーと値段がほとんど変わらなくなってしまうので、
座席を特に気にしない方ならベーシックエコノミーはもってこいだと思います。
あとはしっかり予定を決めて、変更する必要がない方にもベーシックエコノミーは向いていると思います。
預け入れ荷物や手荷物の制限をしっかり確認してから購入しましょう。
何か質問がありましたらコメントしてください。
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