三国志巡り,聖地巡礼おすすめの旅行先,観光スポット!荊州編

多くの日本人を虜にした中国の三国志。

僕もその一人で、小学生の時に吉川三国志を読んで以来、三国志の大ファンです。

三国志演義だけではなく、正史もしっかり読みました。

そして、現在はこんなにも海外旅行をしている僕ですが、初めての海外旅行は中国でした。

三国志の史跡や遺跡等を見る旅行でした。

中国は旅行するには大きすぎて一回ではとても回りきれません。

三国志の聖地もそうです。移動距離が日本とは比べ物にならないため、何度も行く必要があります。

さて、今回は三国志の聖地巡礼のおすすめの場所荊州編ということで、荊州付近の三国志に関するおすすめの観光スポットを紹介していこうと思います!

荊州は現在の襄陽市付近なのですが、三国志ファンならここが如何に重要かお分かりですよね。

この辺には三国志に関するたくさんの史跡があります!

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古隆中

古隆中は蜀漢の丞相である諸葛亮孔明が、もともと住んでいた場所とされています。

また三国志の中で有名な三顧の礼の舞台となった場所です。

劉備自ら当時臥龍と称されていた孔明が住んでいる場所まで行き、陣営に迎え入れる有名な場面ですね。

孔明が10年間晴耕雨読していた場所でもあります。

孔明が使用していたとされる井戸、三顧堂、劉備と孔明が話している場面の像、関羽や張飛の像、

草庵、孔明が使用していたとされる畑、孔明を祀る武侯祠等古隆中の中には多くの観光スポットが存在しています。

本当にここで孔明が生活していたと考えると感動します。襄陽市に訪れたら古隆中は絶対に外せない観光スポットではないでしょうか。

黄鶴楼

黄鶴楼は日本人なら漢文の授業で一度は聞いたことがある名前ではないでしょうか。唐の詩人李白もこの黄鶴楼の詩を読んでいますね。

恥ずかしながら僕は黄鶴楼が三国志に関連しているとは思っていなかったのですが、実は孫権と関連があります。

もともと黄鶴楼がある場所に呉の孫権が物見櫓を建てたのが始まりとされています。

その後時代を経て楼閣になりました。僕が訪れた時はものすごい観光客が訪れていたので、地元の方にも人気の観光地なのでしょう。

三国志以外でも有名な観光地なので是非訪れてみてください。ここからの景色は最高です。

黄鶴楼は襄陽市ではなく、武漢に所在しています。

襄陽城

襄陽城と聞いてあまりピンとこない方もいるかも知れません。

襄陽城はその歴史を遡ると紀元前201年、前漢の時代まで遡ることができます。

三国志と関係ないじゃんと思うかもしれませんが、そんなことはありません。

襄陽城は荊州牧の劉表が襄陽を治めた時に築城したものです。孫堅軍と劉表軍の戦いもありましたし、関羽が攻めた城郭としても有名ですね。

現在残っているものは、明代のもので、以前は6つの城楼がありましたが、今は漢江に面した臨漢門(写真)と北門だけが残っています。

地図を見てもらえば分かりますが、襄陽城は四方を河川で囲まれています。なぜ難攻不落と言われたのか想像ができますね。

三方の河川は自然のものなのか作ったものなのか・・・わかる方いらっしゃいますか?

こんな城郭を毎日歩いていたら幸せでしょうね。。。

荊州古城

荊州古城は何を隠そう関羽が築いた江陵城が始まりとされています。現在の荊州古城の城壁は1647年に再建されたものとなっています。

1647年の城壁でも十分歴史を感じますね。

荊州古城も襄陽城のように城壁の周りを歩くことが可能です。

襄陽城のように大きくはありませんが、城内へ入ることもできますし、荊州古城からの景色を眺めることができます。

どうやらライトアップもしているようなので、夜に訪れてみるもいいかもしれません。


しかし写真の通り結構小さなお城なので、そこまで大きな期待をしない方がいいかもしれません。

それでも三国志に関連した史跡ですし、お城好きにはたまらない場所ではないでしょうか。

長板坡

この像を見て何を思い浮かべますか?荊州、馬に乗る武将。孤軍奮闘?

長板坡といえば趙雲子龍ですね。

こちらは有名な長板坡の場所とされている場所です。

曹操軍が何十万の軍を率いて荊州討伐へ向かいます。劉表を頼り新野を守っていた劉備軍でしたが、

さすがにこの大群に対抗することはできません。荊州を乗っ取るわけでもなく撤退をしたわけですね。

劉備軍は劉備を慕ってついてきた民間人を守りつつ撤退していきましたが、ついに曹操の軍に追いつかれてしまいます。

劉備の実子阿斗もこの時行方不明(置き去り)となっていまいますが、そこで白馬将軍こと公孫瓚の元配下の趙雲が決死の覚悟で敵陣に駆け込み、阿斗を救出。

一人で50人もの敵を倒したと言われる場所です。

三国志演義だともっと盛った設定なっていますが、実際に趙雲はそのような活躍をしたわけです。

長板坡の場所には趙雲の像以外にも関陵(関羽が祀られている場所)もあります。

趙雲が魏軍と交戦中の絵や、関羽の像、関羽親子の像、赤兎馬等みるべきものがたくさんあります。

ここはまさに三国志好き向けの観光スポットということができます。

長板坡は道路のすぐ近くに位置しています。

長板坡は襄陽市や荊州市ではなく、宜昌市にありますが、それでも回れる位置にあるのでご紹介しておきます。

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赤壁古戦場

赤壁の戦いといえば、三国志のことをあまり知らなくても名前くらいは知っているとても有名な戦いです。

映画レットクリフを見たという方も多いのではないでしょうか。

当時華北を制定し、順調に領土を拡大していた曹操が南下。劉表の死後、劉表の後継者となった劉琮を降伏させ、江東に軍を差し向けます。

圧倒的な戦力差でしたが、孫権は徹底抗戦を決め、劉備軍と共に赤壁で曹操軍を迎え撃ちます。

その赤壁の戦いの場所とされるのが、この赤壁古戦場です。

現在はテーマパークのようになっているのですが、結構中身は三国志に関連することだらけでとても面白かったです。

有名な「赤壁」の文字が刻まれた場所です。これを目当てに来る方もいるみたいですね。

正直この文字よりも、ここから孫権軍と曹操軍が対峙していたと想像すると興奮してきませんか!?

三国志に関連する博物館も赤壁古戦場内にありました。

そのほか、龐統が植えたとされる植物・・・なんだったかながあったり、周瑜の石像、龐統が兵書を読んでいたとされる建物、乗馬体験や弓矢の試し打ちなど、数時間いても飽きないくらいの場所でした。

実際にこの古戦場もとても大きいので、回り切るのに2時間は必要です。

赤壁古戦場も襄陽市からは少し外れていますが、行けない距離ではありません。

三国志巡り,聖地巡礼おすすめの旅行先!荊州編まとめ

いかがでしたでしょうか。

これだけの場所を1日で周り切ることは不可能です。距離もあるので移動も時間を要します。

しかし上記でご紹介した場所は比較的近くにあるため、まとめて観光することができる場所です。

もし何か質問があればなんでもコメントしてください!三国志好きの方は是非訪れてみてください!

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