トルコイスタンブールにはモスクや教会の他、宮殿もたくさん残っていることを知っていましたか?
オスマン帝国時の宮殿が今も残っていると思うととてもワクワクしますよね。
といってもそんな昔のもんは残っていませんが、それでも19世紀の建物で、
実際にそこに皇帝が住んでいたと考えると歴史好きに撮ってはたまりませんよね。
今回はイスタンブールにいくつかある宮殿のうち「ベイレルベイ宮殿」についての情報をお伝えしていこうと思います!
Table of Contents
ベイレルベイ宮殿とは
まずはベイレルベイ宮殿とはどのような宮殿なのでしょうか。
ベイレルベイ宮殿は、オスマン帝国第32代皇帝アブデュルアジズ1世の命で、
1861〜1865年のわずか4年間で建てられた宮殿です。
ベイレルベイ宮殿は英語では「Lord of Lords」日本語だと「主の主」という意味のようです。
スルタンの夏の離宮として使用していたほか、外国の迎賓を向かい入れる場所でもあったそうです。
またアブデュルハミト2世がこの場所に幽閉された1912年から、1918年に亡くなるまでいた場所だとされています。
アブデュルハミト2世が幽閉された時はすでに皇位は剥奪されていました。
ベイレルベイ宮殿への行き方
ベイレルベイ宮殿は、7月15日殉教者の橋 として知られているボスポラス第一大橋の北に位置しています。
地図から見てもわかるように、ベイレルベイ宮殿はアジア側に位置しているため、
エミノニュやカラキョイに滞在している場合は、まずは、「ユスキュダル」という場所に向かう必要があります。
カラキョイやエミノニュからユスキュダルへ行くには、フェリーを使用します。
どちらからもユスキュダル行きのフェリーは出ているので安心してください。時間も30分に一本ほどで出ているため、長い間待つ必要もありません。
アジア側(カドキョイ)にいる方は、バスを利用してユスキュダルへ行くことができます。
ユスキュダルについてフェリー乗り場を出ると、目の前にはモスクやたくさんのバス停が見えます。
フェリー乗り場を後ろに、斜め左側のバス停に向かってください。
ユスキュダルからベイレルベイ宮殿へ行くには、
「15」と書かれたバスに乗ってください。15の他、「15B」「15R」「15Y」などあります。
「15」と書かれたバスに乗るようにしてください。
バスの料金はイスタンブールカードを使用していたので正確には覚えていませんが、おそらく5TR程度だったと思います。
降車場所は「Beylerbeyi Sarayi」です。
バスを降りたら、道を挟んで目の前に宮殿があります。
ベイレルベイ宮殿の入場料
ベイレルベイ宮殿へ入るにはまずは入場券を購入する必要があります。
入場券を購入する前に、持ち物、身体検査をする場所があります。
身体検査等が終わったらその先に入場券を購入する場所があるので、大人何枚かを伝えてあげましょう。
入場料は2022年3月現在大人一人、60TRです。
入場料はトルコリラの影響を受ける可能性があります。サイトを確認し、その時の値段を確認するようにしましょう。
ベイレルベイ宮殿の営業時間
ベイレルベイ宮殿は以下の通り観光が可能です。
・月曜日 休館日
・火曜日 午前9時〜午後5時
・水曜日 午前9時〜午後5時
・木曜日 午前9時〜午後5時
・金曜日 午前9時〜午後5時
・土曜日 午前9時〜午後5時
トルコでは月曜日に観光施設が休むことが多いです。また宗教的な休日等もありますので、しっかり確認してから現地へ向かいましょう。
ベイレルベイ宮殿の観光の仕方
ベイレルベイ宮殿では、音声ガイドを使用することができます。
確か日本語もあったような気もしますが覚えていません・・・お金はかかりますが、さらにベイレルベイ宮殿のことを知ることができるんでおすすめです!
こちらがベイレルベイ宮殿ないの案内図です。
大きな赤い四角で囲まれた場所が宮殿です。入口は右側。
宮殿の敷地内にはカフェのようなものもあり、景色を楽しみながらお茶を楽しむことができるでしょう。
僕がいった時は空いてませんでしたが、コロナの影響でしょうか。
こちらが宮殿の裏側になります。入り口からの道順だと、まず最初に目に入るのがこちらです。
残念ながら工事中でしたが、立派な建物ですね。
先ほどの建物の裏側が見える場所を右側にいくと、このような海に面した道があります。
ボスポラス海峡と7月15日殉教者の橋を眺めることができます。
この宮殿に泊まった方々もこのような景色を楽しんでいたのでしょうね。
夏に訪れた離宮ということで、青空が広がっており風が心地よくすごくいい場所に宮殿を作ったんだなあと思いました。
先ほどの道をまっすぐ進んでいくと宮殿の入り口に辿り着きました。
宮殿に入る際にチケットを待機しているスタッフに提示します。
また宮殿内は土足厳禁のため入口で靴にビニール?を巻いて土を落とさないようにする必要があります。
鑑識が現場で靴につけているビニールのようなもの?です。入り口にそのビニールが置いてあるので必ず着用するようにしましょう。
宮殿内での撮影は禁止されております。スマホでもダメです。中には警備員(トルコ軍かな?)がいますのでくれぐれも注意してください。
中は本当に素晴らしかったです。皇帝や皇后の寝室、大理石のプール、豪華絢爛な天井、お風呂やトイレまでもありました。
本当にここで生活していたんだなあと実感します。さすが皇帝。
ベイレルベイ宮殿行き方や営業時間,入場料,観光の仕方まとめ
いかがでしたでしょうか。
歴史が好きな方なら是非行っていただきたい場所です。実際にここに住んでいたことを想像しながら回ると本当に感動します。
アジア側の観光地の一つとして是非!
コメントを残す